社員対談

02 テプコシステムズで実現するライフワークバランス
02- Workstyle -

テプコシステムズで実現する
ライフワークバランス

テプコシステムズには、社員の働き方を支援するさまざまな制度があります。ここではライフイベントを支える制度を活用しながら活躍する社員をご紹介します。

  • 金子 礼

    金子 礼

    金子 礼

    パワーグリッドシステム部
    2021年3月入社(キャリア採用)
    子ども:1歳3カ月

  • 加瀬 美佳

    加瀬 美佳

    加瀬 美佳

    系統制御システム部
    2011年4月入社
    子ども:小学生2人

  • 宇佐美 友貴

    宇佐美 友貴

    宇佐美 友貴

    流通設備システム部
    2018年4月入社
    子ども:1歳2カ月

※子どもの年齢はそれぞれ取材時点のものです。

長い人生の中で訪れる
さまざまな転機。
ライフステージに合わせた
多様な働き方ができる会社

本日は、子育てをしながら仕事をする3人の社員に集まってもらいました。まずは仕事内容を教えてください。

金子

私は東京電力パワーグリッド株式会社の送配電事業で「託送」に携っています。電気は大きく分けて「作る、送る、売る」の3種類あるのですが、その「送る」に関わるシステムを運営しています。
わかりやすく説明すると、以前は各家庭に設置されたメーターを検針員さんが一軒ずつまわって確認していましたが、今はネットワークを介して1カ月あたりの電気使用量がわかるようになっているんです。その部分を担うお仕事です。

加瀬

私は系統制御システム部に所属しています。中央給電指令所と言う部門のシステムに携わっていて、電気がどのくらい必要なのか、発電量と需給のバランスを見る「需給計画」を作るお仕事です。「でんき予報」の送り元と言うとイメージしやすいかもしれません。

「でんき予報」は毎日の電気使用状況がわかるサイトですね。夏場に電力需給がひっ迫すると、よくニュースなどでも取り上げられています。

加瀬

そうです。電気は貯めておくことができないため、発電量に対して需要量がマッチしていないと、停電したり発電しすぎてしまうことがあるんです。そこで、火力、水力などをそれぞれどれくらい出すかバランスを合わせる作業が必要になります。

宇佐美

私は電力設備の情報や、巡視点検の計画等を管理するシステムの保守を担当しています。電力設備というのは、鉄塔や地中を通っているケーブル、変電所に置かれた設備などです。

皆さんは育児休業を取得した経験があると思いますが、その時のことをお聞かせください。

金子

男性で育児休業を取得する人はそんなに多くはなかったのですが、妻も私も実家が遠く身近に子育てを頼れる人もいないため、2人で相談して、私も育児休業を取得しようと考えました。実際に育休に入りたいと考えていた時期の、4カ月くらい前から育休制度について調べ始め、上長に相談したら「いいんじゃないかな」と言ってもらえたので、申請を出した流れです。

取りづらい雰囲気はなかったですか?

金子

仕事の穴をあけてしまうという意味では勇気が入りましたが、上長も同じ部署のメンバーも、こちらの意思を尊重してくれている雰囲気でした。労務関係の担当者からも、「育児休業の取得について何か言われるようなことがあれば、いつでも相談してください」と言ってもらえたので、そういう意味でも取りやすかったです。周りの人も快く送り出してくれて、仕事の引き継ぎもスムーズでした。

宇佐美

国の取り組みとしてパパが分割して育休を取れる新しい制度もできましたよね。

金子

そうですね。私は3カ月間続けて育休を取ったのですが、分割して育児休業を取れる制度が新設されたので、今後はますます自由度が高くなっていくと思います。

加瀬さんはお子さんが2人で育児休業も2回取られているのですよね。

加瀬

はい。長男は約1年、次男は約7カ月取っています。育児休業を取って同じ部署に復帰されている先輩もすでにいたので、安心して休みに入ることができました。1人目の育休が終わって、その2年後に2人目だったので、間があまり空いてなくていろいろ心配だったのですが、2人目のときもスムーズに育休に入れました。

加瀬さんはプロジェクトリーダーをする際に、チームのメンバーが育児休業などで休む場合に困ることはありますか?

加瀬

業務を属人化しないように運営している部分も多いので、1人抜けたら回らないということはありません。また、育児休業に限らず介護などいろいろな理由で、一定期間休んだり、働き方を変えたりする人がいることは、どんな組織でもありますよね。それ以外にも、チーム内で業務量が増えて人が足りなくなる、ということもあります。そういう場合も含めて、割り当ての見直しや他の事業部から異動してもらうなどして常に調整しています。

皆さんは、育児休業は、どれくらいの期間取られたのですか?

金子

私は3カ月間です。今となってはもう少し長く取ってもよかったなと感じています。主体的に育児に携わることで、子どもの成長を間近で見ることができましたし、何より楽しかったですね。あの経験があったから、今もオムツ替えをしたり、ご飯をあげたり、お風呂に入れたり、できないことは何もないです。育児に関わるハードルが下がったという意味でも育児休業を取得してよかったと思います。

宇佐美

私は7カ月間取得しました。子どもが1歳になるまで取れるのでもったいない気持ちもありましたが、保育園入園のタイミングで復帰しました。育児休業中は子どもとずっと一緒にいられる反面、大人と話す機会が欲しくてモヤモヤしていたので、仕事復帰して同僚とコミュニケーションを取れるのがうれしかったです。

職場に復帰した時の状況はいかがでしたか?

宇佐美

最初の1〜2カ月は仕事の感覚を取り戻すのが大変でしたね。2時間短縮の短時間勤務で復帰したのですが、思うように仕事が終わらないジレンマもありました。復帰して半年くらい経ってやっと自分のペースが戻ってきた感じです。

金子

私はフルタイムでしたが、スムーズに職場復帰することができました。自分の影響というとおこがましいのですが、後に続いて育児休業を取られた男性社員もいますし、周りの後輩にも「金子さんが育休を取ったから自分も取りやすいです」と言ってもらえて、いい影響があったんじゃないかなと思っています。

現在はどのようなワークスタイルを取られているのでしょうか?

加瀬

ずっと短時間勤務だったのですが、下の子が小学校に入学して安定したのを見届けてから、フルタイム(8時40分〜17時20分)に戻しました。基本はテレワークで、週に1回程度出社しています。以前は短時間勤務制度が使えるのは小学校入学までだったのですが、子どもが中学校入学まで期間が延長されたことで、何かあってもいつでも短時間勤務に戻せるという安心感があります。

宇佐美

私は9時40分から17時20分の1時間短縮で働いています。ほとんど出社していなくて、今日来たのも1カ月ぶりくらいかな…‥。部としても定期的に出社する決まりはなく、個人の業務次第という感じですね。

金子

うちのグループでは、火曜日は全員出社してコミュニケーションを取る日と定めていて、それ以外は個人に任せられています。私の場合は週2日程度出社して、あとの3日はテレワークです。

加瀬

テレワークが主な働き方になって良かったのは、移動時間がなくなったことですね。17時20分まで働いても18時の学童のお迎えに間に合うので、フルタイムに戻しやすかったです。子どもが帰ってきたときに「おかえり」と言ってあげられるのもうれしいポイントです。

宇佐美

確かに! テレワークと短時間勤務のおかげで娘の保育園の送迎もできているので、子育て中の身としてはかなりありがたいです。

育児休業や短時間勤務以外に使っている制度はありますか?

加瀬

子どもが病気で休んだ時に使える「看護休暇」の制度も便利ですよね。一人につき年間5日取れます。

宇佐美

私はもう使いきってしまいました(笑)。

加瀬

未就学児のころは特に、子どもってびっくりするくらい体調を崩すからね……。私もかなり活用しています。

金子

それも、去年までは小学校入学までの子どもがいる社員が対象だったけど、今年から中学入学まで利用できるようになったんですよね。

宇佐美

大抵の場合、突然休むことになるので、申し訳ない気持ちもありつつ、制度で保障されているという安心感がありますね。

金子

あと、時間単位で取れる有給休暇も便利ですね。1時間単位で申請できて8時間で1日分にカウントされます。この制度を使って子どもをお風呂にいれる時間だけ休むなんてこともできるわけです。

加瀬

子どもの授業参観とか、丸一日の休みはいらないけど少しだけ抜けたいときに便利な制度ですよね。

宇佐美

そうですね。私も子どもを病院に連れて行くときなどに使っています。

会社の制度をしっかり活用しながら、仕事も家庭も大切にされているのですね。最後に、入社を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。

宇佐美

長い人生の中では、育児だけでなく何らかの理由で生活がガラッと変わるようなこともあると思います。当社はさまざまな制度が整っているので、そういうことがあっても長く働ける会社だと思います。

加瀬

当社を選んだ理由の1つに、子どもを産んだ後も働きたかったということがあります。今回お話しさせていただいたようにワークライフバランスを重視してくれる会社なので、家庭も仕事も大切にしたい人は働きやすいと思います。

金子

私はキャリア採用で入社しましたが、私の転職のきっかけも加瀬さんの入社理由と同じく、ワークライフバランスが充実している会社で働きたいということでした。共働きが当たり前の社会になってきて、子育てにおいても「男だからできない」ということは、なくなってきていると思います。子育てに関わることは楽しいし、人生の充実にもつながっていると感じています。

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