社員対談

01 新入社員×トレーナー
01- Training -

新入社員×トレーナー

テプコシステムズは、入社後3年目までOJTトレーナーがサポートを行い、しっかりとフォローする体制を整えています。業務のことはもちろん、社内のルール確認や関係づくりまで、困っていることを気軽に相談できます。お互いを認め合いながら成長を続ける、新入社員とトレーナーの姿をご紹介します。

  • 笠嶋 千將

    荒井 紫花

    荒井 紫花

    発電設備システム部
    2022年4月入社

  • 荒井 紫花

    笠嶋 千將

    笠嶋 千將

    発電設備システム部
    2018年4月入社

自分の不安や疑問を
受け止めてくれたので、
心がとてもラクになりました。

まずはお二人の仕事内容について、簡単にお聞きできますか?

笠嶋

二人とも発電設備システム部という部署に所属しています。原子力発電所の設備保全を行うシステムを開発しているグループです。私はWebサイトで各発電所のリアルタイムのデータをグラフ表示するシステムを担当しています。

荒井さんも笠嶋さんと同じ事業部ですが、近い仕事をされているのですか。

荒井

仕事内容は異なりまして、私は新規事業を担当しています。テプコシステムズは主に東京電力と連携してシステム構築や改修をおこなっていますが、今後はそれ以外の会社にもサービス領域を広げていく予定です。例えば水力発電所であれば、水車をいつ取り替えたのか、今までどんな故障が起きたのかなどを一元管理できるような点検管理システムの基本設計を進めています。

新卒でいきなり新規事業に配属されるのは、不安もあったと思うのですが。

荒井

割合的には「不安」が45%、「楽しそう」が55%というところでしょうか。基礎知識がないので色々と不安もありましたが、今存在しない新たなシステムをみんなで一から作っていくことにワクワクもしていました。開発は大変かもしれないけど、同時に楽しそうだと思いましたね。

笠嶋

私と荒井は大学時代にプログラミングを専攻していたので、学んだことをそのまま活かせている部分もあります。ただ、入社時に詳しい知識がなくても全く心配いりません。新入社員の半分ほどは、プログラミング未経験者のメンバーです。最初の3カ月間の新入社員研修のなかで、システム開発の基礎をしっかり身につけられます。

入社後にギャップなどはありましたか。

荒井

ギャップはほとんどなかったですね。プラスの驚きでいうと、こんなに社員同士の仲が良いのかと驚きました。仕事の合間には、プライベートな話で盛り上がることもありますし、堅い印象はほとんど受けたことがありません。

二人が最初に知り会ったのは、入社してからいつ頃のタイミングだったのですか。

荒井

実は笠嶋さんとは大学のサークルが同じなので、OBとして以前から知っていました。私たちの平日の夜の練習に顔を出してくださっていたので、どんな会社で働いているのか気になっていましたね。プライベートも充実しながら働ける、それがテプコシステムズの最初の印象です。

笠嶋

当時は「サークルのOBと後輩」という関係性だったので、会社名くらいの情報しか話していません。なので、実際に入社することを聞いたときには驚きましたね。

元々知り合いというのは驚きです。OJTがスタートしてから、印象に変化などありましたか。

荒井

以前から変わらず、上司でも同僚でもない「何でも相談しやすい先輩」という印象です(笑)。笠嶋さんに限らず他のトレーナーも相談しやすいと同期から聞くので、元々知り合いでなくてもわからないことは何でも聞けると思います。

笠嶋

自分は質問するのが得意なタイプではないので、分からないことを素直に聞いて確認できることは尊敬しますし、入社一年目には特に大切なことです。自分の新入社員時代も振り返りながら、教えられることは何でも話すようにしていました。

気軽に相談できる雰囲気があったようですね。OJTはどのように進めていったのでしょうか?

笠嶋

全社でテレワークを推奨していることもあり、OJTも基本的にはテレワークで進めていきました。お互いのプロジェクトが異なるので、1日1時間ほど時間を設けて、何か困っていることがないのか、他の会社の方との連携で止まっているところはないのかなど、進捗状況や困りごとを気軽に話してもらうようにしています。

荒井

最初の頃は、社内の誰がどんなことに詳しいのか理解できていないので、何か困ったことが起こったときに、誰にどんな質問をすればいいのかわかりません。そんなときに、OJTトレーナーである笠嶋さんが自分の不安や疑問を一旦全部受け止めてくれたので、心がとてもラクになりました。自分で疑問を解決できないときに「とりあえず聞いてみよう」と思えるのは、とても助かりますね。

仕事が上手くいかない
ときでも
包み隠さず
報告できる
気軽さを
大切にしています。

日々のOJTのなかで、どんな相談をされたのでしょうか。

荒井

最初の頃は、相談というよりも本当に基本的なビジネススキルを教えてもらっていました。例えば、メールの書き方や出し方、上司への報告をどのレベルですれば良いのか、初歩的なことでいうとスクリーンショットの撮り方など。当時は何もかも初めてで戸惑うことも多かったので、笠嶋さんのサポートが心強かったです。

笠嶋

あとは社内用語もありましたね。これは入社して誰もが通ることですが、社内の用語が一番分からないです。インターネットで調べても出てこないことが多いので、それはやっぱり、その都度先輩に聞いたりして解決する必要があります。

荒井

そうですね、最初の頃は会議に出ていても暗号が飛び交っているような感じでした。(笑)そこから自分で用語集のようなものをつくり、わからない単語はその都度検索して意味を埋めていったり、笠嶋さんや他の人に聞いたりしていたら、少しずつ暗号が会話に聞こえるようになってきました。

テレワークで仕事を進めにくいと感じたことなどはありましたか?

荒井

リモート環境で見えない相手に質問するので、話しかけても大丈夫なタイミングかどうかなど、最初はわかりにくいことがありました。しかし、笠嶋さんにもアドバイスをもらいながら、カレンダーを確認して避けるべき時間を把握するなど相手の状況を把握できるようになったので、今は不便を感じることはありません。

笠嶋さんがリモート環境で配慮していることなどはありますか。

笠嶋

出社する回数が少ないので、直接対面するのが「初めまして」の先輩社員が多くなってしまいます。そのため、出社したときにはできるだけ積極的に話しかけるようにしていますし、荒井にも「挨拶に行った方がいいかも」と背中を押すようにしていましたね。

荒井

タイミングを逃さず話しかけられたので、これは本当にありがたくて。笠嶋さんのおかげで、社内のコミュニケーションが円滑になりましたね。直接確認するのが難しいことを私の代わりに聞いてくれたりもしたので、本当に助かりました。

温かい配慮ですね。笠嶋さんがOJTで心がけていたのはどんなことですか。

笠嶋

なるべく気軽に話せる雰囲気をつくることです。例えば、毎日の進捗状況の確認は、業務が上手く進んでいないとプレッシャーがどんどん溜まっていきます。一日かけても仕事が全く進まないことも時にはあると思いますが、その状況を隠さずに報告できる気軽さを大切にしています。

荒井

課題も含めてありのままを伝えられるので助かりますね。「どうしたらいいのか」と解決方法の相談をするときもありますが、それよりも現在の状況をまずは聞いてもらうことが多いです。その中で自分の思考を整理できますし、絶対に責められることはないのでメンタル面で救われることも多いですね。

今後チャレンジしていきたいことはありますか?

荒井

まだ新規事業のプロジェクトに入って半年も経っていないので、全体を把握することは難しいですが、もっと理解を深めてシステムの深い部分まで説明できるようになりたいです。開発に関しても、プログラミングで新しい言語に挑戦しているところなので、今後のリリースに合わせて書けるコードの領域を広げていきたいですね。

笠嶋

私の場合、今まで色々なプロジェクトに携わってきましたが、今後はそれらの経験を活かしてより専門的な領域で活躍していきたいと思っています。社内にスペシャリストのポジションもあるので、積極的に挑戦していきたいです。

二人ともさらに成長できそうですね。これからもOJTは続いていきますが、今までの取り組みについて率直な思いを教えてください。

笠嶋

自分が教える側になって、相手が分からないことをなるべく理解しようとしたり、伝わりやすい表現に配慮したり、新たな発見がたくさんありました。自分の分からないことを納得するまで聞く荒井の姿勢に、刺激を受けることも多かったですね。

荒井

本当ですか。(笑)私がOJTで感じているのは、トレーナーとして笠嶋さんが本当に仲間思いだということです。困っていることを伝えたときに、自分の作業をされている中、いつでも速やかに対応してくれます。私も後輩ができたときには、同じように日々の相談やアドバイスはもちろん、社内での関係づくりなど、困っていることは何でもサポートできるようにしたいと思います。

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