業務案内

電力業務システムの開発・保守

テプコシステムズは、エネルギー業界を中心に、コンサルティングからインテグレーション、専門エンジニアリング分野までを、高度なICT技術を活かして、さまざまなソリューションをご提供いたします。
電力業務関連システムの開発においては、東京電力の業務革新システム化の推進に関わる支援や顧客第一線現場からのニーズ反映を積極的に実施すると共に、柔軟にシステムを構築するための研究成果を活用した基盤作りを行っています。また、一方では、事業環境の変化、技術革新、法制度改変などによる、構築したシステムへの改良にも柔軟に対応しており、ライフラインとして重要な電力事業の継続性を確保するため、日々高い使命感をもって対応しています。さらに、ネットワーク設計、セキュリティ設計、サーバー・クライアントパソコンの設計など、細部にわたり幅広い業務を担務しており、東京電力の情報システムを支え続けています。

電力業務システムの開発・保守

原子力エンジニアリング

テプコシステムズ原子力エンジニアリング事業部では、東京電力の所有する原子力プラントの、炉心管理、安全評価、プラント監視システム開発など、原子力の安全向上と効率化に欠かせない、エンジニアリングサービスを提供しています。
株式会社テプコシステムズ、原子力エンジニアリング事業部は、東京電力の原子炉(BWR)の炉心管理を目的に、
東電ソフトウェア株式会社炉心管理システム部としてスタートしました。
2004年4月にテプコシステムズ原子力エンジニアリング部として新たなスタートを切り、現在は炉心管理関連分野だけではなく、確率論的リスク評価、プラント特性評価、線量・被ばく評価、構造信頼性評価等の解析評価サービスや、監視・診断システム、簡易線量評価ツールといったシステム販売等を実施しており、東京電力の所有する原子力プラントの、安全向上と効率化に欠かせない、エンジニアリングサービスを提供しています。
特に2011年4月に原子力炉心技術部、原子力プラント技術部の2部体制とし、東日本大震災以降、より一層重要性が認識されている原子力発電所の安全性向上と廃止措置に貢献する解析評価サービスを実施、2017年4月には原子力エンジニアリング事業部に組織改編し、原子力炉心技術部、原子力プラント技術部、原子力ソリューション部の3部体制として解析評価サービス等を提供しています。

【品質方針】

  • 株式会社テプコシステムズ原子力エンジニアリング事業部は、高い安全性と信頼性を要求される原子力発電事業及び原子力廃止措置事業の一翼を担うという社会的責任を自覚し、技術力の維持向上を図り、顧客に満足と信頼を頂ける高品質の製品を提供します。

原子力エンジニアリング

【沿革】

  • 1986.07

    東電ソフトウェア株式会社設立(炉心管理システム部発足)

  • 2000.10

    炉心管理業務においてISO-9001の認証を受ける

  • 2001.10

    株式会社テプコシステムズに社名改称(東電コンピュータサービスと合併)

  • 2003.05

    ISO-9001認証範囲拡大(炉心監視システム、確率論的リスク評価)

  • 2004.04

    原子力エンジニアリング部に改称

  • 2006.11

    ISO-9001認証範囲を部門全業務に拡大 (原子力発電所および関連施設に対する解析サービス・システム供給業務)

  • 2011.04

    原子力炉心技術部、原子力プラント技術部の2部体制に組織改編

  • 2017.04

    原子力エンジニアリング事業部に組織改編

系統制御システム

発電所で発電された電気は送電線、変電所、配電線(電力系統)を通って家庭や工場、ビルなどに供給されています。その経路は一つではなく、複数の発電所からの電気を最も効率的で安定したルートを通してお客さまに届ける必要があります。
電気は貯蔵できませんから、使用量に応じて発電し、安定して届けなければなりません。また、事故などで停電した場合に、速やかに迂回ルートに切り替えて停電の範囲を最小限度にとどめる操作も必要です。こうした電力系統における電気の流れを監視や制御するのが系統制御システムです。
電気の流れの制御は、しゃ断器と呼ばれるスイッチを切り替えて行い、切り替えのための設備は発電所、変電所、配電線と大きく3段階に分かれて設置されています。それぞれの設備を監視・制御するシステムにより複数の発電所で発電された電気を合流させたり、分岐させたりしてお客さまに電気が届けられます。
東京電力管内には1000を超える変電所があり、かつては電力系統全体を監視している給電所からの電話連絡によって、変電所でしゃ断器を操作していましたが、1970年代から段階的にコンピューターの導入が進み、今日では遠隔地からのコンピューター制御による操作となっています。
テプコシステムズではこうした系統制御の分野でも汎用的なワークステーションを用いた安価で信頼性の高いシステムを構築し、効率的な系統監視制御を実現しています。

系統制御システム

配電制御システム

発電所で作られた電気は送電線、変電所、配電線といった電力流通設備を経由して工場やビル、一般のご家庭に供給されています。配電制御システムは、電力流通設備の主に配電用変電所と面的に広がる配電線の監視と制御を行う、街路図表示対応のシステムです。
東京電力管内には約2万回線の配電線があり、かつては現地に行って柱のうえの開閉器とよばれるスイッチを手動で入/切して操作していましたが、現在では自動開閉器とよばれる遠方から監視・操作可能なスイッチが設置され、遠隔地からコンピュータ制御により操作をしています。予期せぬ停電事故が発生した場合には、事故範囲を分離し、健全部分の送電を自動で行ったり、配電線設備工事に伴う停電範囲の分離を行う手順作成機能などがあります。
最近では、業務管理系システムと制御系システムを融合し、収集したデータを多用途に活用出来るよう配電制御システムの高度化にも取り組んでいます。テプコシステムズでは、こうした配電系統に関わる制御システムの開発・保守を通じて、電力の安定供給に貢献しています。

配電制御システム

発電制御システム

火力発電は化石燃料を燃やして熱エネルギーを発生させ、そのエネルギーでタービンを駆動し、連結された発電機で発電します。水を高温高圧の蒸気にするボイラー、発生した蒸気により高速回転するタービン、電気を起こす発電機など、さまざまな機器を監視して適切に制御することが求められています。今日の火力発電ではこのような機器の運転・監視と制御は、コンピューターによって高度に自動化されています。最近では、コンピューターの高機能化と共に、汎用的で柔軟なシステムを経済的に構築することが求められています。
テプコシステムズでは東京電力と一体となって、火力発電のニーズに対応した発電制御システムに取り組んでいます。最新のシステムでは産業用のパーソナルコンピューターを使い、Windows OSをベースとした分かりやすいGUI(グラフィックスユーザーインターフェース)を採用したものとなっています。時々刻々と変化する発電装置の機器の状態は、発電所の操作室に設置したコンピューターで収集、表示、記録され、運転操作に必須のものとして利用されています。発電制御システムは24時間連続稼動する必要性があり、信頼性の高いシステムを構築し、着実な実績を積み重ねています。